法人で物件を買う時に、
融資を受けて購入するとしても、何割かの頭金とか、登記費用など諸費用の分の現金の手出しが必要になりますね。
その分、法人の手元の現金は減ってしまうことになります。
法人自体に、現金を残しておきたい場合、
私募債を発行して、現金を集める方法があります。
自分個人や、あるいは、家族など身内、身近な応援者の方々に、法人で発行した私募債を購入してもらうのです。法人を信頼してくださる方々に、余裕資金を貸していただくのですね。
ワタクシの法人の場合、
利率は1~3%、満期は7年、の私募債を発行しています。
そして、年に2回、配当(利息)を出します。
私募債の発行額は、
購入する物件の頭金と諸費用の一部、くらいの金額にしております。
そうすると、
法人の手元に、私募債の発行額分の現金を温存したまま、物件の購入が可能となる、というわけです。(ありがたいです)
貸借対照表上は、長期借入金という扱いです。
それでは、また。ごきげんよう。
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