中古区分ワンルームマンションの売却事例を紹介 【収益不動産投資:その4】

不動産投資

今回は、売却した物件の事例です。

【6号物件】東京都世田谷区の中古ワンルーム 805万円 当初表面9% (売却済)

購入

オーナーチェンジ。これも、レイニッチさんが売主。

前回ご紹介した5号物件の購から数か月後、レイニッチさんからこの物件を紹介されました。

京王線の千歳烏山駅から徒歩約5分。

オートロック付きのマンションの2階で、角部屋。階下は自転車置き場。家賃6.6万円で、販売価格は820万円。この時点で表面10%切ってましたね。。

例によって、夜にも、昼にも、何度も視察に行きました。

そして、良さそうと判断し、値段交渉してなんとか805万円でまとまりました。それでもまだ表面10%いきませんでした。

そして、約1週間後に売買契約。手付は40万円。

ローンは、りそな銀行で、期間17年、560万円、約3%(頭金約3割で約300万円)を希望。

で、りそな銀行からの回答は、560万円で融資OKでしたが、ローンの期間が、なんと10年(短いっ)!!これでは、キャッシュフローがマイナスになります。

あわてて、頭金を増やして融資金額を500万円に減額。

これで、家賃からローン払って、管理組合の管理費・修繕積立金払って、管理会社に管理費を支払うと、ようやくキャッシュフローがぎりぎりプラス数百円(涙)。

良く考えると、融資期間が大幅に短かった時点で、断る手もあったのかもしれません。その当時はキャッシュフローをなんとかプラスにしてでも買いたい気持ちが強かった。今思えば、冷静な判断が出来ていなかったようにも思えます。

融資特約付けてて、融資はOK出たが期間が想定より非常に短い場合って、どういう扱いになるのかが良くわかりませんでした。断って良いのかどうか。

売買契約書に、融資特約の明記に加えて、希望する「融資期間」などの条件も明記しておくと、想定外の条件の場合に、断る理由になるようにも思えます。

売買契約から約1か月後に、りそな銀行で500万円の金消契約。そして2日後に、りそな銀行で、決済と引渡しでした。

売却

10年辛抱すればローン完済するとはいえ、入居中でもキャッシュフローが出ないのが気になっていました。ローン期間は、キャッシュフローに大きく影響しますね。

固定資産税の支払い、退去後リフォームや入居づけで、マイナスのキャッシュフローになることに辛抱しきれなくなって、

2015年に、売却することにしました。

もっと高く売れるかもしれないけど、実際いつ売れるかわからないのと、買主との価格交渉がなんだか面倒そうに思えたので、

購入元のレイニッチさんに買い取ってもらいました。

買取価格は、740万円。(購入価格のマイナス65万円(涙))

ですが、6年弱ほど返済していて、ローンは250万円ほど返済済みでしたので、

いちおう、トータルで少し利益は出ました。


というように、ローン返済は進んでいるがキャッシュフローが出ない物件を、途中で売却した訳ですが、

他にも物件を持っていてそれで補えるので、10年間辛抱しても良かったのかも知れないですね。

結果的には、良かったのか、悪かったのか、どうだったのでしょうか。今でも、時々考えますが、

少なくともキャッシュフローがプラスでないと、じわじわ系のワタクシとしては気持ち的に無理でしたので、

途中売却して良かったのだ、と自分自身は納得させています。

それでは、また。ごきげんよう。

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