アパート賃貸に関係する保険の種類
火災保険は、不動産投資のリスク管理上、とても重要ですね。ワタクシは必ず入ります。
火災保険料は、数年分まとめて契約すると、1年あたりの金額が割安になります。以前は30年とか長くできましたが、今は最長で10年までになったと思います。
あと、地震保険と、施設賠償責任保険にも入っています。
地震保険は、説明するまでもないと思います。
「施設賠償責任保険」は、施設の不備が原因でだれかに損害を与えた場合に、補償をしてくれる保険です。
被保険者(大家さん)が所有する「施設」において、
「維持・管理の不備や構造上の欠陥」が原因で他人にケガを負わせたり、物を壊したりした時に、
法律上の損害賠償責任を大家さんが負った場合に、被る損害を補償してくれる保険です。
例えば、建物の外壁が落下して通行人にケガをさせてしまった、アパート共用部が壊れて居住者の物を破壊してしまった、などが補償の対象となります。
施設賠償責任保険は、特に築古物件に有効な保険と思います。
施設賠償責任保険は、火災保険の特約の場合もありますし、それ自体が単体で入れる場合もあります。
保険金の受け取り例
保険金の受け取り例です。
ワタクシの今まで行った保険金請求で、最も数が多いのは、
火災保険で台風被害
によるものです。
いくつかの築古アパートで、
台風の強風によって、雨どいが破損した、網戸が外れて飛んで変形し戻せなくなった、換気扇が回らなくなった、などといった破損に対して、保険金の支払いを受けたことがあります。
「火災」という名前ではあるものの、火災保険のカバー範囲は火災だけではなく、かなり広いのです。
このように、風災による破損も含まれます。
こういったケースで、雨どいの修繕費用分の保険金が出て助かった経験もあり、
不動産投資のリスク対策のひとつとして、この保険3兄弟をセットで入っておくようにしています。
それでは、また。ごきげんよう。
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